医者が注意を促す

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やばい!痛い!痛すぎる(>_<)

出そうとすると肛門付近でズキズキと激痛。

裂け痔で排便すると血が止まらない。

終わった後にトイレットペーパーで拭くと、紙が真っ赤で血だらけ(´;ω;`)

こんなことを繰り返すと、切れ痔が癖になるし、トイレが怖くなりますよね?

今日のテーマは 『切れ痔での排便の仕方』

【今日の授業内容】

  1. 痔が悪化、慢性化するNG行動
  2. 出す時の痛みを減らすコツ
  3. 排便後にしておきたいお尻ケア

痛みを0にすることはできませんが、最小限に食い止めることは可能。

私の体験談をもとに、楽な出し方をまとめてみました。

うんこするとケツが痛い!切れ痔が悪化・慢性化する”トイレでのNG行動”

医師がバツマークを作る

まず出す時にオススメできない事。

私がやって痛みが増したことを書きます。

一つ目は便意の我慢

出すのが怖くて出せない状況や、治るまで我慢しようと排便を我慢するのは辞めましょう。

腸に留まる時間が続くと、どんどん便が大きく固くなり痛みがひどくなります。

特に出始めの便が石の塊のように硬くなりメチャクチャ厄介。

力んでも出ないし、また出血して全然治らないので我慢するのはNGです。

また二つ目の注意点は、下剤をつかうこと。

切れ痔の治療中に下剤は役に立ちますが、自己判断で勝手に使うのは危険でした。

「便を柔らかくすれば切れない」

そう思ってたのですがそれは間違い。

下剤で下痢となり勢いよく出て、その勢いで切れやすいんです…

(浣腸も同じ結果になるリクスあり)

もし下剤を使うなら、肛門科の医師にみてもらうべき。

症状の重症度に合った薬を処方してもらいましょう。

辛い症状を早く治すためにも我慢と下剤は要注意ですね。

便を出すときに痛い!そんなお尻の痛みを減らす2つのコツ

トイレで焦る女性
  1. 便意が来たら我慢しない
  2. 下剤は症状にあったものを使う

この2つを前提として、次は排便時の痛みを減らす方法。

実体験ベースなので、その辺はご了承ください。。

① 痛くて出せないなら『肛門を緩める&滑りを良くする』

どうしてお尻が痛くなるのかは、肛門に傷がついた状態で便が出るから。

だからまず出す前に、出やすい状態に持っていくことがオススメ。

私が痔が酷い時に使うのは、浴槽のシャワーです。

シャワーからお湯(39℃)を出し、それをお尻に当てていきます。

肛門を温めることで緩みますし、リラックスもできるので出やすくなりますよ。

ウォシュレットでもいいですが、水圧や温度、角度を調節しやすい点でシャワーを使うのがベスト(^^)

次に行うのは軟膏を先に塗ること

もちろん後にも塗りますが、先に塗っておくことで便の滑りがよくなり負担を減らせます。

注入用のボラギノールなど、薬局で探して試してみましょう。

あと便器についてですが、おそらく和式の方が良いです。

和式だと足を開くのでその分、肛門も開くんですよね。

まあ今は家も外のトイレも洋式なので、なかなか難しいところではありますが…

洋式でする時は座り方に注意して、お尻を閉めないようにしましょう。

② 出す時の工夫は時間を取ってゆっくりと…

いよいよ出す時!

この時に守っておきたいルールは、絶対に 『いきまないこと、力まないこと』

痛いからといってグッと力を入れると避けやすくなります。

排便時は時間をとっておいて、少しずつ出していきます。

イメージ的には出したり引っ込めたりして、ちょっとずつ出していく感じ。

ゆっくり出せば出すほど、被害は最小限に食い止められます。

それでも痛かったらもう一度シャワーに当てたり軟膏を塗ってトライしていきます(>_<)

また切れ痔以外で、便が固くなってて出ない時

いわゆる硬便の時の出し方については、次の記事にまとめてるので参考に↓

記事便が固くて出ない時の解決方法

出した後はケアと予防方法を実践!!

切れ痔の治療中の時は、『出して終わり』はありえません。

出した後は必ずケア。

これをキチンとできるかで、治療期間が変わってきます。

時間があれば丁寧に!排便後の3ステップケア

まず出した後はトイレットペーパーを手に取って風呂場に行きます。

そこで、もう一度シャワーを当てます。

温かいお湯で洗った後に、紙で当てるようにして水分をふき取っていきます。

拭きすぎるとお尻が余計に痛むし、ばい菌が傷口に入ってかゆくなります。

なので出来れば最初はシャワー。

そのあとに紙で優しく水分だけ取ります。

そして最後に軟膏を塗る。

ドラックストアや肛門科で、処方された塗り薬を丁寧に塗っていきましょう。

この3ステップが、悪化させないケアです(^^)

次の痛みを減らす為に便を柔らかくしよう!

最後は痛みの予防について。

次回の排便時の痛みを減らす為に、日頃から出来ることは便を柔らかくしていく工夫。

便自体が柔らかければ、肛門を通る時の痛みも減るし、力むことなく出せます。

【便を柔らかくする方法】

  • 水分をこまめに摂る、飲む量を増やす
  • マグネシウムを含む食材を食べる
  • ホットミルクを飲む
  • オリーブオイルを食べる

このようにウ○チを、柔らかくする方法はたくさんあるので、試してみてください(^^)/

より詳しく知りたいなら、こちらを読んでもらうと役立ちますよ↓

記事⋙便を柔らかくして出しやすくする方法

食材や飲み物だけでなく便秘解消の体操ストレッチも載せてるので読んでもらえればと思います。

今回の授業は以上となります。